WEBサイトにはSSDのVPSを

初めまして。
山田洋行株式会社の山田と申します。

仕事はWEBサイトの開発をやっています。
最近のWEBサイトはレンタルサーバではなく、クラウドやVPSといったroot権限を持った仮想サーバで公開するのがブームです。
これは間違った方向ではないのですが「本当にそのWEBサイトに最適なサーバなのか?」と考えた時に、「ちょっと待った!」と言いたくなることが多々あります。

WEBサイトに最適なサーバとは?

ズバリ言うとSSDを搭載したVPSサーバが最も最適です。
とは言っても、ある程度の制約はあり、以下の条件を満たすWEBサイトの場合、SSDを搭載したVPSサーバが最も最適だと言えます。
・低コストが求められる
・1日のPVが10万以下
・動的サイト(PHPやRuby) または重いファイルの配信サイト(動画や画像、zipファイルなど)

VPSのSSDプランは低コストなのか?

VPSの一番のメリットは低コストです。
Amazonやニフティといったクラウドサーバに比べて圧倒的に安いです。

SSDのメリットはコストを抑えて、高パフォーマンスを叩きだせる点です。
SSDが搭載されたサーバは、IOがかなり高速化され、サーバの大きなボトルネックとなるCPUのIO待ちが劇的に解消されるため、サーバのパフォーマンスは一気に向上します。

このSSDとVPSを組み合わせたプランは、サーバの性能に比べて、圧倒的なまでの低コストを見せつけてくれます。

1日のPVが10万くらいであれば、SSD搭載のVPS1台でOK

1日のPVが10万といえば、それなりの中規模サイトです。
その中規模サイトをSSD搭載のVPSサーバなら、1台だけで稼働させることが出来ます。

本来であれば、ロードバランサーを使いWEBサーバを分散し、DBサーバを切り離し、静的コンテンツを配信するサーバを別にしたりするなど、10万PVと言えばサーバを複数台構成にするのは当たり前でした。

それがSSD搭載のVPSが登場したことにより一変します。

10万PV程度のサイトであれば、SSD搭載のVPSサーバ1台だけで十分動かせるようになったのです。

SSD搭載のVPSの得意分野は、動的サイトや動画配信サイト

SSD搭載のVPSは、動的サイトや動画配信サイトで圧倒的なまでのパフォーマンスを見せつけてくれます。

プログラムを使う動的サイトでは、DBへの読み書きがボトルネックとなります。
しかしSSDであれば、その読み書きが超高速化されるため、ボトルネックが一気に解消します。

動画配信サイトは、ハードディスクからの動画読み込みが大きなボトルネックとなります。
しかしSSDであれば、動画の読み込みが超高速化されるため、ボトルネックが無くなってしまいます。

ボトルネックが無くなれば、多くのアクセスを集めても、サイトが表示されるのが遅くなったり、エラーになったりすることが無いため、安定したWEBサイト運営をすることが出来ます。

SSDを搭載したVPSの懸念事項

SSDを搭載したVPSは高速です。
しかしメリットの裏にはデメリットも存在するのを忘れてはいけません。
SSDはその高速さゆえに記憶領域当たりの単価が高くなってしまいます。
つまりSSDは高いのです。
VPSの大きなメリットは価格の安さです。
格安vpsの一例
出典:格安VPSの一例

格安が売りのVPSがコスト高になってしまったのでは、VPSを使う理由が無くなってしまいます。
AWSやさくらクラウドを使ったほうがよっぽどスケーラビリティでしょう。

SSDのVPSは高いのか?

実は意外と低価格です。
さくらVPSのSSDプランはメモリ1Gながらも月額700円ほどでレンタルできます。
格安が売りのVPSですが、SSDになってもその安さは健在のようです。